G-Bowlアプリ
出来ました!
2024年5月にG-BowlアプリのAndroid版をリリースしました。
現在、G-Bowlアプリ、G-Bow Basic ともに iPhone/Android 両対応です。
G-Bowlの生みの親である国政久郎氏による
「NEWTON BRAKE METHOD(税込み1,650円)」
「四輪の書(別冊モータージャーナル)」をお勧めします。
NEWTON BRAKE METHOD は薄い本ですが、読みやすく誰でもお薦めできます。この本ではブレーキの踏み方についてGグラフを用いて説明されていますが、G-BowlアプリのGグラフ表示機能を活かして自分の運転が本の通り出来ているか? アプリでチェックする事ができます。コチラのブログで購入方法を紹介しています。
四輪の書は分厚い本で読みこなすにはかなりの期間と実践を要しますが、本当に運転が上手くなりたい人には大変お薦めです。
アプリがあってもどんな運転をしたらいいか分からない・・・と言う方、まずはそこが無いと練習になりませんので座学は大事です。こちらの本でじっくり取り組んでみてください。
アプリを買ったはいいが「十分に活用できていない」、「この使い方で良いのかな?」、「もっと上手くなりたい」と言った声にお応えするため、アプリの使い方の体験講習を行っています。
スマホの設置方法から運転のチェック方法まで、実際に運転して頂きながら疑問を解消し、ユーザーが帰宅後に迷いなく練習を続けられるようサポート致します。参加費は無料です。
詳しくは「G-Bowlアプリ体験講習」の案内ページを御覧ください。
G-Bowlアプリを使用していると「〇〇を長押しすると△△できます」と言ったガイドメッセージが表示されることがあります。
ガイドは1度しか表示されませんので、もう一度見たい場合は [G-Bowl設定]の一番下にある「ガイドメッセージをもう一度表示する」を「する」に設定してください。表示済みのガイドが再び表示されるようになります。お試しください。
すべての画面が横向きに対応していますが、Android版はメイン画面以外は回転ロックされていますので、あらかじめメイン画面で使いたい向きに回転させてお使いください(メイン画面で横向きにすれば、他の画面に移動しても横向きで表示されます)。
スマホ本体のサイレントスイッチがOFFになっている事を確認の上、以下をご確認ください。
・アプリ画面内にある音量スライダー(G発音の音量に影響します)。
・設定の「G発音」ー「Gの強弱に応じた音を鳴らす」(OFFだと鳴りません)。
・設定の「音声&警告」ー「音量補正」(G発音以外の音量に影響します)。
・設定の「音声&警告」中の各機能のスイッチ(OFFだと音が出ません)
ドリフト角の正確な計測にはGPS受信とスマートフォンの安定した設置が必要です。振動が多い取り付け状態、また低質なセンサーを積んだ機種では正常に計測が出来ない場合があります。測定精度を上げるためには以下の対策をお試しください。
・スマホフォルダーは振動の影響が大きいので使用しない。
・車内の振動の少ない箇所(フロア等)にスマホを固定する。
・フロントガラスはGPS電波を通さない車が多いので考慮して配置する。
・Bluetooth接続の外部GPSユニットの導入を検討する。
・ドリフト角のズレは直線走行時に補正(リセット)されるので、計測走行時に直線区間(2秒以上)をとる。
iPadでは iPhoneの互換モードでの動作になりますが使用可能です。 ただし、Wi-Fi専用モデルの iPad はGPSを内蔵していないためGPSに関する機能は使えません。具体的に地図表示において正確な位置、方向、速度の表示、また、速度を使う機能(記録のオートポーズ、ブレーキ判定)などが使えません(ただしWi-Fi電波による大まかな地図表示は対応しています)。
GPSが無い機種でもGとヨーレートの計測は可能です。ご不明な点がございましたら購入前でもお気軽にサポート窓口までお問い合わせください。
2016/4/8 追記 Ver.3.4.3のアップデートで外付けGPSユニットに対応しました。
GPSを搭載しない機種でも Apple認証の外付けGPSユニット(Bluetooth接続)と接続すれば、GPS関係の機能がお使い頂けます。
2023/1/8 追記 iPadでは縦向き画面のみ対応します。将来的に対応する可能性はありますが現状では横向き画面はiPhoneのみの対応となります。
特にかかりません。計測中に節約のために機内モードにしたり位置情報オフにする方がいらっしゃいますが意味はないです。
目に見えないデータ通信量はみなさんご心配の種ですので、この質問もよくいただきます。
お話を伺うと「位置情報の取得にデータ通信料金がかかる(=ギガが減る)」と思われている方が少なくありません。昔をご存知でしたら「カーナビにはモバイルデータ通信機能などありません」でしたよね?
カーナビ(位置情報)というのは空から無料で降ってくる衛星の電波を使って位置決めするものです。ですので、オフにしたところでバッテリーの節約にはなるかもしれませんが、通信料金はほぼ減りません。
位置情報がオフですとせっかくの走行ログで「どこを走ったか?」があとで見られませんのでオンでお使い頂くのがお勧めです。
G-Bowl画面の左下にある [Traking]ボタンで表示のON/OFFが出来ます。
Log List画面から送りたいログを長押し(1秒間)するとメニューが表示されます。そこから「走行データを送る(共有)」、「CSV形式で送る(共有)」等を選択します。iOSの共有画面が表示されますので、そこからメール、AirDrop、メッセージ等お好みの送信手段を選択してください。
・画面下の早送り(>>)ボタンで10分先に移動します。
・グラフの左右ドラッグ操作の際、指を細かく動かすのではなく、一度に大きく移動させると加速的に移動します。
・あらかじめピンチ操作でグラフのスケールを縮小してからドラッグする。
・グラフの端の緑色のエリアをタッチすると「次のスコア獲得箇所」まで移動、またはスコアのないログでは1分先に移動します。
・グラフの再生中に早送り(>>)ボタンを押すと押す度に再生速度が倍になります。
以上、いろいろな移動方法がございますので用途に合わせてお使いください。
グラフがギザギザ、ガタガタになるのはスマホが車内の振動を拾っていますので、スマホの設置方法を見なおすことで改善できます。
カラダに感じなくても車の内装は細かく振動しています。特にダッシュボードやシート座面上は意外に振動しています、また、カー用品店で売っているエアコン吹出口に付ける スマホスタンド、 小物入れのフタの上などは最悪の場合が多いです。 見やすい場所に設置しようとするとそういう場所に置きたくなりますが、一度安定した場所に取り付けてみて、 ベストな状態でどのようなグラフになるか確認してみることをお勧めします。 ベストの状態を知った上で、改めて使いやすい場所を探すとよいでしょう。
参考リンク → 「iPhoneの置き場による違いってどのくらいあるの?」
剛性のある部分、つまり車のボディ(フロアカーペットの下、トランクの底など)に両面テープで直付けするのがベストです。 サーキット等ではそれで良いとしても、普段使いでは使いにくいので、現実的にはそれに近い条件、 例えばセンターコンソールがフロアにしっかり固定されている車ならそういう場所がオススメです。 良い場所を探してみてください。
また、お友達の車で使う時など、簡易的には助手席のフロアマットをめくってiPhoneを置き、 マットを被せるのがおすすめです。ほとんど車でダッシュボード上などより綺麗なグラフが取れます。
内装の振動によってグラフがガタガタになっているのか、路面の振動がなのか分からないというお問い合わせを頂きました。参考のために、ある車でiPhoneをダッシュボード上に置いた場合のグラフ(上段)とフロアマット下に置いた場合のグラフ(下段)を紹介します。このように同じ道を走行しても、ダッシュボード上での計測はグラフに細かくガタガタが出る場合があります。
「G-Bowlアプリで最初に練習する事」と題してブログを書きましたらので、そちらをご参考にして頂けましたらと思います。
採点システムはGコントロールを身につけるために、G一定でコーナーリングする(いわゆるボール回し)トレーニングのための機能です。具体的には「減速Gと旋回Gを目標Gに揃える(+加速が遅れない事)」という基準で採点します。点数が高ければドライバーのGコントロール度が高い、すなわち「狙ったGでコーナーリングが出来るドライバーである」とは言えます。
しかし、この点数はあくまで「減速から旋回までG一定を保つ」というトレーニング課題の評価値であり、それ以上でもそれ以下でもありません。実際の走行シーンにおいては減速が不要なコーナーもあります。運転をトータルで評価している訳ではありませんので、点数が低い=ダメな運転ではありません。「何を採点しているのか?」を理解して、ご自身の練習目的に合わせて活用頂ければと思います(採点方法と目的についてはコチラの採点表示の項をご覧ください)。
とにかくブレーキG一定での停車をマスターしましょう。
ブレーキのGのコントロールが正確に出来ないのに、コーナーリング中のGを一定に揃える(ボールを回す)のは無理な話です。 また、横GはコーナーのR半径と速度で決まりますので、やはりブレーキによって正確なコーナー進入速度を作る感覚が無ければ、 安定して横Gをコントロールすることも出来ません。
逆にブレーキG一定が身につけば、自然とボールも廻せるようになります。やはりブレーキが肝です。
2022年2月5日追記
G一定のブレーキの練習方法についてはブログの方でおすすめの本を紹介しています、ご参考まで。
「Newton Brake Method: ブレーキ練習法の本が出ます」
実際に0.3Gを目標Gとして走行したログ画像を紹介します。
テキストはございませんが、ご要望が多いのでセミナー用に作った資料を公開致しました。
→ G-Bowl活用セミナー資料を公開
コーナー通過時のG変化が、採点課題である「G一定コーナーリング」からかけ離れた運転であった場合、そのコーナーは採点対象となりません。例えば「目標Gからかけ離れていた」場合や「G一定を保つ時間が極端に短かった(ハンドルを素早く切ってすぐ戻すような運転)」などのケースがあります。課題に適さないコーナーであれば気にする必要はありませんし、ドライバーの操作ミスが原因であれば運転を変えてトライしてみてください。
全く採点されない場合は設定の「採点表示」がOFFになっていないか? また、音声通知が無い場合にはiPhoneの音量がゼロになっていないか? ご確認ください。
停車ブレーキ診断は「G一定で停車する」という課題に対して診断しますので、減速Gが描くグラフが課題からかけ離れているような状況、また曖昧な状況では診断対象となりません(例えば発進してすぐ止まるとか、減速区間が明確でないダラダラとした停車の場合など)。また、一時停止で一瞬だけ止まるような場合にも(停車したと見なされず)診断対象となりません。これらの場合、音声メッセージは流れません。
また、設定で「診断報告」を「良いブレーキのみ」にしている場合、診断結果が悪くても何も言いません(これがデフォルトです)。
全く診断メッセージが流れない場合には、設定の「停車ブレーキ診断」がOFFになっていないか? また、iPhoneの音量がゼロになっていないか? ご確認ください。
2022年2月2日追記
ブレーキ診断についてブログ記事を書きましたのでそちらもご参考にして頂ければと思います。
走行データリスト画面のメニューで「CSV形式で送る(共有)」を選ぶと、走行データをCSV形式でPC等に送ることが出来ますが、送信方法にdocomoのメールを選ぶとCSVファイルが壊れて読み込めない(改行コードが消える)という報告を頂いております。その場合はGmailや他のプロバイダのメールで送信するか、メール以外の共有方法(iCloud、Dropbox、Google Drive等)をお使い頂ければ正常に送れる事が確認出来ておりますのでお試しください。
G-Bowlアプリのログファイルは拡張子.gbdd と言うファイル形式ですが、LINE は一般的なファイル形式(.jpg や .txt など)しか送信できない制限があるため、G-Bowlアプリのログを送る事ができません。残念ながらLINE側の問題ですので、対処としては他のメッセージアプリ、メール、AirDropなどを使って送信するか、どうしてもLINEで送りたい場合はどこかにアップロードしてリンクを送信すれば可能です。
アプリを最新版にアップデートすることで直る場合があります、お試しください。
それでも改善されない場合はサポートまでにご連絡ください。
最初にGの座標ですが、Gボールが左右に転がる方向をX座標(Gx)、前後に転がる方向をY座標(Gy)としています。
すなちGxがハンドル操作、Gyがアクセル/ブレーキ操作に対応します。
また、設定により車の上下動(段差の跳ね上がりなど)を計測することも出来ますが、これはZ座標(Gz)となります。
次にグラフ表示の座標ですが、データの種類と表示モードで変わります。表示モードはグラフ左下の[GRAPH]ボタンにより切り替わります。個別の説明は省きますが、グラフ中のデータは色で区別されていますので、実際に表示モードを切り替えてみてデータとグラフの対応を確認されると理解が速いかと思います。また、実走行中ではなく机上で計測スタートし、iPhoneを手のひらの中で上下左右に傾けてデータの数値変動とグラフ変動の対応をみる方法も体感的に確認できてお勧めです。